BMP出資先「株式会社ispace」がランダーの打ち上げを完了
2022年12月11日 ランダーの打ち上げ及びロケットからの分離を確認。
ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社(以下、BMP)が創業時に出資・立ち上げ支援を行った、株式会社ispace(東京都港区、代表取締役:袴田武史、以下、ispace)が、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」ミッション1において、ispaceが開発するランダー(月着陸船)がSpaceX社のFalcon9により以下の通り打ち上げられ、東京日本橋にあるミッションコントロールセンター(管制室)との安定した通信確立を確認したことを発表しました。
ispaceはミッション1において、打ち上げから着陸までの間に10段階のマイルストーンを設定しており、それぞれに設けたサクセスクライテリアを達成することを目指しています。
ミッション1だけでなく、2025年までに後続するミッション2、アルテミス計画に貢献するミッション3へとフィードバックし、技術と事業モデルの信頼度及び成熟度を商業化に足る水準にまで高めることを計画しています。
* 詳細は、ispaceのリリース(https://ispace-inc.com/jpn/news/?p=4121)をご覧ください
「夢のまた夢」の時代に宇宙産業へ出資
当社は、「2040年に向けて繁栄する、社会的事業の創造」をビジョンとする事業創造ファームです。産業を作り変える新しいパラダイムを持つ会社に出資し、事業創造を行なってきました。
ispaceとの出会いは、2011年。 当時日本では宇宙開発の民間企業がほとんどありませんでした。
そんな時代に、弊社は自動車産業の次のパラダイムとして、ロボティクスや宇宙開発に着目していました。
志を持つ袴田社長との出会いから、会社設立時に出資し、メンバーの一員としてispaceを立ち上げました。
■ 株式会社 ispaceについて
「Expand our planet. Expand our future. 〜人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ〜」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。2020年8月までに累計135.5億円の資金調達を実施。日本初民間開発の月着陸船による「月面着陸」と「月面探査」の2つのミッションを行うプログラム「HAKUTO-R」を発表。アメリカSpaceX社のFalcon 9ロケットで2022年と2023年に打ち上げ予定。URL:https://ispace-inc.com/jpn
■ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社について
「創造に力を与える」をミッションとし、産業を根っこから作り変える可能性のある事業に出資・ハンズオンで事業経営支援を行なっています。傍ら、新規事業などをテーマとしたコンサルティングを実施。ベンチャー・大企業両面から、産業の創造に寄与しています。URL:https://bluemarl.in/wp
【お問い合わせ先】
事業創造・投資事業部 メールアドレス:info@bluemarl.in