12月22日(木)地域開発ワークショップのお知らせ

ブルー・マーリン・パートナーズの代表取締役の山口揚平です。
師走の候、今年も残すところあと僅かとなりました。
皆さまにおかれましてはますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

本稿では、私の世界に対する考えと、それに対する弊社の方針をお伝えし、最後に弊社から皆様へのお誘いを添えさせて頂きたく存じます。

さて、昨今のウクライナ戦争、急激な円安、物価高、止まらぬコロナによる先行き不明な中で、いよいよ資本主義中心の生活・経済が行き詰まり、「卒業」を考え始めている人が増えています。私自身、20年以上、キャピタリズムの世界で数々の企業再生や事業創造に明け暮れてきましたが、今は企業価値から地域価値の創造へと、事業もプライベートも大きく舵を切っております。

日本は、成長から成熟へ、富の追求から豊かさの希求へと大きくシフトする分岐点に立っています。
豊かさの文脈の中で、大きな割合を占めるのが「地域開発」というわけです。
私たちの考える地域開発とは、おしゃれなカフェやハコモノやふるさと納税ではありません。

100年先を見据えたグランドデザインの策定から始まり、世界に通用する1,000億規模の産業創出、未成年の孤独や未曾有の人数となる団塊世代の介護、現役世代の予防医療といった健康課題の地域における解決、日本を支える人財の輩出を見据えた新教育システムの導入など包括的・体系的なアプローチを採ります。

さらには地域の自立的発展のための独自通貨の発行やテクノロジーを用いたコミュニティマネジメントの手法も必須です。
もちろんエネルギーのシェアリングなども含まれます。そのためには、先端テックの理解と活用は言わずもがな、ファイナンスやマーケティング知識の適用、そして最低2万年前からの土地の記憶の洗い出しなどが求められます。

そうして行きついた先として、ウェルビーイング、かみくだいて言うならば、大地に根差した人と自然との繋がり、人と人の豊かな関係、個人のすこやかな生活と、自由な生き方の奨励が実現されるというわけです。これは企業価値の追求より数段難しいかもしれません。
人であり自然、原始的かつ近代的、アナログかつデジタル、生活基盤であり産業創造でもある、過去に根差しつつ、未来を創る、こうした対立するものを、地域という空間に統合していくプロセスを経ることが必要不可欠だからです。

今、我々はこうした考えを、共に実現してくれる仲間を必要としています。その為にはまず多くの方に、我々の考えや想いを知って頂きたいと思っています。そこでまず、ごく限られた一部の方をお誘いし、これまでの我々の具体的な活動内容や考えについて、私からオンラインでお伝えする場を設けさせて頂くことに致しました。

弊社の地域開発における、現時点での集大成と考えておりますので、是非ご参加頂けますと大変嬉しく思います。

皆様にお会いできる事を楽しみにしております。
何卒宜しくお願い申し上げます。

山口 拝

オンラインワークショップのご紹介

日時:
2022年12月22日(木)20時〜22時
内容:

  1. なぜ今、「地域開発」なのか?(当社代表プリンシパル 山口揚平より)
    〜 産業と社会の変化。 ボーダレスからヴァーティカルな世界観へ
  2. 「地域開発」において、何を進化させるべきなのか?(当社代表プリンシパル 山口揚平より)
    〜主要KPIから地域の今を紐解く。地域開発のKPIは「地価」から「関係」へ
  3. 地域において私たちはどんな役割を担うべきなのか?
    〜 地域開発の3つのステップ。知的労働も「地産地消」へ
  4. 地域開発の流れを体験する
    〜 ある地域の事例より。グランドデザインから実装・オペレーションまで
  5. 地域創造の五戒
  6. 1000億産業の創出
  7. 地域開発のビジネスモデル
  8. 20の短期施策(クイックヒッツ)

詳細はこちらからご覧ください

12月22日(木)地域開発ワークショップのお知らせ

WebメディアDybe!にて『「お金」から自由になるための思考法』が公開されました。

詳細はこちら

12月22日(木)地域開発ワークショップのお知らせ

当社は、浜松市認定ベンチャーキャピタル事業者に選出されました。今後とも事業創造力を発揮し、コミュニティと産業創造に全力を注いで参ります。

12月22日(木)地域開発ワークショップのお知らせ

改ざん耐性・秘匿性・エネルギー効率が担保された次世代ブロックチェーン

ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社(以下、BMP)が創業時より出資経営に参画する、株式会社ToposWare(本社:東京都文京区、代表取締役:松村宗和、山口揚平、以下「ToposWare」)は、株式会社ミロク情報サービス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:是枝周樹、証券コード:9928、以下「MJS」)を引受先とする第三者割当増資により、7億5000万円の資金調達を完了したことをお知らせします。
今回の資金調達により累計調達額は約9.5億円となりました。 * 本調達の詳細は、ToposWareのリリース(https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000057927.html)をご覧ください

全てが”記帳”される監視社会へ向けて

当社は、「2040年に向けて繁栄する、社会的事業の創造」をビジョンとする事業創造ファームです。
近い将来実現する全てのデータが取得・記帳され信用が評価される”記帳主義経済”下において、監視社会が到来します。個人が情報を保管し、企業や相手に情報へのアクセスを許可する”情報銀行”のしくみを構築することが重要だと考えています。 ToposWareとともに、監視社会下での個人のプライバシーの担保に寄与してまいります。

■株式会社ToposWareについて
2019年1月創業。「Privacy for everyone」をビジョンに独自のブロックチェーン・プラットフォームを開発するスタートアップ。フランス、パキスタン、日本、中国、米国などを出身地とする暗号学者やソフトウェアエンジニアなどで構成され、東京を拠点として活動。
URL:https://toposware.com

■ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社について
「創造に力を与える」をミッションとし、産業を根っこから作り変える可能性のある事業に出資・ハンズオンで事業経営支援を行なっています。傍ら、新規事業などをテーマとしたコンサルティングを実施。ベンチャー・大企業両面から、産業の創造に寄与しています。

【お問い合わせ先】 事業創造・投資事業部 メールアドレス:info@bluemarl.in