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特別無料公開「本当にいい会社とは?⑥」企業分析力養成講座 プロフェッショナル版

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※「企業分析と価値創造」の第2講「本当に良い会社とは?」の動画を元に、作成されています。

前回は,『最も大事なことというのは、P/LやB/Sの中身がわかるということよりもP/LとB/SとC/Fの関係がわかるということ』というようなことをお伝してきました。

今回は、番外編。「結婚制度」を紐解いていきます。

結婚もできそうにないし…

そもそも、テーマ変わっちゃうんですけども、結婚が非常に厳しい状況にありまして、これを見て頂くとわかるように、2000年以降、男は5人に1人が結婚できていません。

女性は10人に1人が生涯結婚しないし、結婚しても離婚する確率は3分の1だと。

そして男性の未婚率が20%で女性が10%です。なんでこんな差があるのかというと、モテ男がいるわけですね。モテ男がいて何度も結婚していると。その結果として余っていて結婚できていない男性がいる、そんな現状を表しているわけなんですね。

 

そもそも「結婚」に色々な目的を詰め込みすぎでは?

そしてそもそも結婚に色々な目的を入れすぎなのではないかと思っています。

多いのは同調圧力というもので、僕も普段あまりFacebookは見ないようにしているんですけど、たまにみると「結婚しました!」とフィードに出てくるわけです。そうすると「結婚しなきゃ。Facebookのため!」というような状況になります。

スイーツがただ食べたいのか、FacebookやInstagaramにあげるために食べるのか、もはやわからなくなっている同調圧力のようなものと、よく似ていると思いま。

生活保障もあるし、子供の問題もあるし、税金やコストの問題もあると。いろいろな目的を全部一緒にしちゃってるのが、結婚という制度なんじゃないかと思うわけですね。

そして近い将来、この結婚という制度が因数分解されてくるんじゃないかという見立てがあります。

子供を育てたいのか、生活保障が欲しいのか、愛が欲しいのか、同調圧力から逃れたいのか…。それによってパートナーシップの在り方もパターンが分かれてくると思うんですよね。

フランスのパックス制度のような事実婚が認められたりですとか、子供は持ちましょう、けど結婚はしないとか、そういったパターンが出てきて、それが社会的に認められてくる。2017年から2020年にかけて起こってくるという風に僕は期待しています。

 

話はずれるが、恋愛の賞味期限は3年は本当か?

そもそも恋愛の賞味期限は3年と言われてまして、まず最初に恋愛フェーズというものがあるわけですね。

「恋愛フェーズ」は甘い時代でして、3か月から6か月で一番楽しいわけですね。これが3年しか続かない。これは恋の賞味期限と呼ばれています。じゃあ次の3年はなんなのかっていうと、まったりしてるんです。

「愛情フェーズ」と言って、3年目の浮気と出てますけども、ストレスフリー、お互いのことが阿吽の呼吸でわかっているので、落ち着いた時間なんですね。

この3年の間に、次の「共闘フェーズ」に向けて努力をしないと実は終わってしまいますなぜかというと、今まで恋のベクトルが向かい合っていましたが、子供や海外に住む、会社をつくるという何かの目標を共有しない夫婦はつらくなるわけです。

その後は子供が成人してくると、退屈になってくるわけですね。これは「忍耐フェーズ」と言いまして、お互いが一緒に居ることに意味あるのかなと必然性に疑問符が出てきて、また別れる可能性が出てくるわけですね。

その後は最後に「達観フェーズ」と言いますけども、その後は仲良くおじいちゃん、おばあちゃんになりましょうと。こういう風にパートナーシップといっても、次の段階に行くまでに、準備をしておかないと、なかなかパートナーシップというものは繋がらないのです。

これは本論と一切関係ないんですけども、追々こういった今後の社会とか、今後の生き方はどうなっていくのかだとか、そういったことも講座にいれていければなと思います。

 過去の記事はこちらから
第1回「ケース: P/LとB/Sを分析する」
第2回「ケース: CFを分析する(CFで見る会社のライフサイクル)」
第3回「 P/LとB/Sは意見によって切り分けられる」
第4回「 C/Fは事実であり利益とは解釈である」
第5回「C/FとB/S、P/Lの知ってそうで知らなかった関係」  
番外編「ケース:そもそも結婚にいろいろと詰め込みすぎでは?」