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BMP出資先「日本発の宇宙スタートアップ株式会社ispace」が30億円の資金調達を実施しました。

累計調達の総額は135.5億円に

ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社(以下、BMP)が創業時に出資・立ち上げ支援を行った、株式会社ispace(東京都港区、代表取締役:袴田武史、以下、ispace)が、第三者割当増資により、シリーズB投資ラウンドにおいて30億円の資金調達を実施したことをお知らせいたします。
今回の調達により、当社の累計調達金額はシリーズAにおける103.5億円の資金調達と合わせて約135.5億円となります。

ispaceは現在、民間月面探査プログラム「HAKUTO-R」のパートナーシップ事業およびペイロード事業(月への輸送サービス)を展開しています。ペイロードについては、2022年[1]に実施予定のMission1で用いられるランダーの上部には約30kg[2]のペイロードの搭載が可能であり、顧客から委託された科学探査または実証試験用の機器などを複数月に運ぶ計画です。

* 本調達の詳細は、ispaceのリリース(https://ispace-inc.com/jpn/news/?p=1681)をご覧ください

「夢のまた夢」の時代に宇宙産業へ出資

当社は、「2040年に向けて繁栄する、社会的事業の創造」をビジョンとする事業創造ファームです。産業を作り変える新しいパラダイムを持つ会社に出資し、事業創造を行なってきました。
ispaceとの出会いは、2011年。 当時日本では宇宙開発の民間企業がほとんどありませんでした。
そんな時代に、弊社は自動車産業の次のパラダイムとして、ロボティクスや宇宙開発に着目していました。
志を持つ袴田社長との出会いから、会社設立時に出資し、メンバーの一員としてispaceを立ち上げました。当時は「夢があっていいね」と投資家達に一蹴された企業が、10年経ち、シリーズAで国内過去最高額を調達するまでに成長しました。

■ 株式会社 ispaceについて
「Expand our planet. Expand our future. 〜人類の生活圏を宇宙に広げ、持続性のある世界へ〜」をビジョンに掲げ、月面資源開発に取り組んでいる宇宙スタートアップ企業。2020年8月までに累計135.5億円の資金調達を実施。日本初民間開発の月着陸船による「月面着陸」と「月面探査」の2つのミッションを行うプログラム「HAKUTO-R」を発表。アメリカSpaceX社のFalcon 9ロケットで2022年と2023年に打ち上げ予定。URL:https://ispace-inc.com/jpn

■ブルー・マーリン・パートナーズ株式会社について
「創造に力を与える」をミッションとし、産業を根っこから作り変える可能性のある事業に出資・ハンズオンで事業経営支援を行なっています。傍ら、新規事業などをテーマとしたコンサルティングを実施。ベンチャー・大企業両面から、産業の創造に寄与しています。URL:https://bluemarl.in/wp

【お問い合わせ先】
事業創造・投資事業部 メールアドレス:info@bluemarl.in

[1] 2020年8月時点での想定
[2] ペイロードのサイズは現時点の想定です。その内一部のペイロードについて顧客に販売することを想定しています。